3月だと言うのになかなか雪が解けません。今朝も新雪が積もりました。社屋の横の雪の上に、なにやら足跡らしきものを見つけました。形から判断してウサギのものだと思います。大きめなので、エゾユキウサギでしょう。
ウサギが動きまわると言うことは、やはり、春も近いのだと思います。ウサギと言えば、当アトリエの作品にウサギフックと言うものがあります。パーツは顔と体だけのシンプルなフックですが、意外とバランスが難しいのです。
顔と体の角度が少し違うだけで全く違った似て非なるものができてしまうのです。写真の左側はウサギがとび跳ねる生き生きとした仕上がりですが、右側はなんとなく沈んだ感じでとび跳ねる感じがしません。作業はロー付け一回と簡単なのですが、バランスをとるという微妙な感覚が必要です。
当アトリエではウサギだけではなく、フクロウやネコ、イヌ等様々なキャラクターをモチーフにしていますが、いずれも、微妙なバランスをとり、生き生きとさせたり、かわいらしく見せたりといった点に注意して作品造りを行っています。