フクロウの次にネコが人気〜新しいネコのデザイン

先日急ぎの仕事が入り、一人で夜遅くまで作業をしていたのですが、急に「ガタッ」という音がしたのです。ゆ、幽霊?まさかそんな・・・恐る恐る音がした土間の方に行くと、「ニャー」というネコの声。なーんだと思う一方、ほっとしました。ネズミもいない社屋なのですが、時々ネコが入り込むようです。昼間に車庫に出入りする茶色のネコをよく見かけるのですが、テリトリーを広げたようです。

当アトリエのキャラクターでは、フクロウの次にネコが人気となっています。ぶらさがりネコ、いねむりネコ、リボンネコなど、様々なネコがいます。最近K君が新しいネコをデザインしましたので、今回は突撃インタビューを行いたいと思います。

Q:なぜネコのデザインを起こしたのですか?

A:一つは、最近親戚がネコを飼ったので観察する機会があった。それと、ネコというのはネコオンリーで店が出来るほど人気があるからです。

Q:どのようなネコにしようと思いましたか?

A:どのようなネコと言うよりは、今までのアトリエ ルート スリーにはない商品を常に考えています。最近はオス、メスの区別をつけるためにどうすれば良いかなんて考えています。

Q:苦労した点は、どんな点ですか?

A:いかに今までにない特徴をつけるか。スケッチに近づけるにはどのような”しくみ”、あるいは”しかけ”にすればよいかなど。

Q:実際、作品になってみてどんな感想を持ちましたか?

A:一言で言うと感動!出荷するときは娘を嫁に出す気分?売れるだろうかどきどき!

やはり、新しいモノを創造するってことは、エキサイティングでとてもワクワクすることなんです。でも、銅板を使って形にするまでには、形になった時を想像しながら、写真のようにたくさんのスケッチを行い、紙の上で試行錯誤をくり返します。アウトラインが1ミリずれただけで、表情ががらりと変わってしまうということもあるので、紙の上でぎりぎりまでデザインを行うのです。

今回のネコは一輪挿しやフックなどに使われることになりました。催事などでぜひ手に取ってご覧ください。K君の創造の喜びが感じられるかも知れないといったら大げさでしょうが、その時に今回の話を思い出していただけたら幸いです。

フクロウの次にネコが人気〜新しいネコのデザイン