七宝焼きの工程

素地を作る

素地を作る1素地を作る2素地を作る3素地を作る4

銅板へ下書きし、金バサミで手切りします。
型は、焼成するたびに反り、ゆがみが起きないよう木槌などで形を整えます。

下地作り

下地作り1下地作り2下地作り3下地作り4

表面の油膜や汚れを酸で洗浄し、下地色(写真では白)を全体に施し焼成し、ベースとします。

銀線を立てる

銀線を立てる1銀線を立てる2銀線を立てる3銀線を立てる4

帯状になった銀の線を使い線立てを行います。
形作った線を糊で仮固定し、焼き付けて固定します。
この時、銀箔を貼り付ける作業も同様にします。

釉薬を差す

釉薬を差す2釉薬を差す2釉薬を差す3釉薬を差す4

釉薬を差していきます。
七宝釉は着釉時、水分を含んでいる為焼成前にしっかりと乾燥させます。

焼成する

焼成する2焼成する2焼成する3焼成する4

700〜800度前後に熱してある窯へ入れ待つこと数分。
乾燥して粉状になっていた釉薬は全て溶け、ツルリとしたガラス状に変化します。

完成

完成1完成2完成3完成4

焼成前と後で色の発色が全く異なるのも七宝焼の醍醐味です。(写真左から2番目:冷めると緑色から青に変ります)