素地を作る
銅板へ下書きし、金バサミで手切りします。
型は、焼成するたびに反り、ゆがみが起きないよう木槌などで形を整えます。
下地作り
表面の油膜や汚れを酸で洗浄し、下地色(写真では白)を全体に施し焼成し、ベースとします。
銀線を立てる
帯状になった銀の線を使い線立てを行います。
形作った線を糊で仮固定し、焼き付けて固定します。
この時、銀箔を貼り付ける作業も同様にします。
釉薬を差す
釉薬を差していきます。
七宝釉は着釉時、水分を含んでいる為焼成前にしっかりと乾燥させます。
焼成する
700〜800度前後に熱してある窯へ入れ待つこと数分。
乾燥して粉状になっていた釉薬は全て溶け、ツルリとしたガラス状に変化します。
完成
焼成前と後で色の発色が全く異なるのも七宝焼の醍醐味です。(写真左から2番目:冷めると緑色から青に変ります)